のだのこども園の施設紹介
豊かな森の中に存在する周囲や子どもたちと調和する木造の園舎。
シンボルツリーの大きなケヤキは、2階のウッドデッキの中から空高く伸び子どもたちを見守っています。
園舎は変に子どもじみた色や素材ではなく、大人が見ても佇まいが美しいと思える設計になっています。本当に美しいものを子どもたちに感じてほしいとの願いから設計士の方にお願いをしてデザインしていただきました。
園舎の造りは広々とした園庭にすぐに飛び出していける外廊下。雨や風、四季の変化もダイレクトに感じることができ、その中で子どもたちは「自然との調和」を学んでいきます。暖かな日差しの時は4mある軒下で日向ぼっこをすることも可能です。
園庭は隣接の幼稚園と共有することで、通常の保育園では実現できない広さと多様な遊具(手押し井戸、ジャングルジム、雲梯、鉄棒などなど)を備えています。園庭の広さと運動能力が比例するおいう研究結果がある通り、当園の子たちは「よくきく身体」に自園庭を通して自然となっていきます。
他にも、遊戯室や子育て支援ルーム、地域交流スペース、自園給食室など多様な設備も備えています。
建築雑誌 ディテール No.225 2020年07月号に掲載されました
設計:水上哲也一級建築士
経歴:
2018 日本建築学会作品選集新人賞
2017 日事連建築賞 優秀賞
2016 日本建築士会連合会作品賞 優秀賞